『Three Eight』｜WAREHOUSE・Lee・FULLCOUNT・COLIMBO.....etc♪

A-2 をはじめとして、創世記の多くのフライトジャケットはホースハイドや
シープスキンなど天然の素材を用いて製作されていました。

しかしながら、ミリタリーウェアとしての性質上多くのアイテムを供給する
必要があった為、徐々に天然の資源は枯渇していき安定供給が難しくなって
いきました。

そこで、安定供給が可能なフライトジャケットの素材として次に注目されたのが
コットン素材。

そのコットン素材を用いたフライトジャケットの第一号となったのが、B-10です。
あくまで試験的な扱いであったB-10は、わずか9か月の採用期間で終了となりました。
その後継モデルとして、B-10kから改良が加えられ製作されたジャケットが、本日紹介する
B-15をはじめとするB-15シリーズです。

B-15シリーズは、その後も改良が加えられB-15A、B-15B へと進化していき素材もコットンから
ナイロンへと変わっていきました。

そして、その後MA-1へと引き継がれていきました。


THE REAL McCOY'S(ザ・リアルマッコイズ)Military Jacket [TYPE B-15/REAL McCOY MFG. CO.]





THE REAL McCOY'S（ザ・リアルマッコイズ）では久しぶりのリリースとなる、
B-15 フライトジャケットが入荷。

今回ご紹介するB-15フライトジャケットとは、上でも書いた通りB-10の後継モデルとして
製作されたフライトジャケットです。

大きな改良点としては、立体裁断の採用が挙げられます。
立体裁断が採用されたことにより、フライトジャケットとしての
運動性が上がっています。

また、前身頃のポケットはパッチポケットからスラッシュポケットへと
変更されています。

スラッシュポケットは、冬のアウターとしてはありがたい仕様の1つです。



ジップには、TALON のプル型のタイプを使用。
この年代のミリタリージャケットのジップとしては、やはりTALON が
圧倒的なシェアを誇っていたようですね。



左袖の部分には、まだ空軍(U.S.Air Forse)として独立する前のU.S.A.A.F.
（＝アメリカ陸軍航空軍）のデカールがペイントにて入ります。

デカールは、経年により徐々に擦れていってジャケット全体の雰囲気に合わせ
より良い表情へとなってくれそうです。

そんなB-15の中には、今回復刻されたモデルのようにアルパカ×ウールの
黒いライニング(裏地)を採用しているものがあったそうです。

これらのジャケットの中には、チンストラップを省略しているモデルがあったり
ミルスペックには準じていないリブを採用していたジャケットが存在するそうです。

皮革資源が枯渇していた当時、瞬間的に軍のチェックが緩くなっていたのではないか
という時代背景がここから推察されます。


B-15は、ファッション的にもシャツやスウェット等の様々なインナーと
相性が良くなにかと使い勝手の良いジャケットです。

また、今回のモデルにはやや濃いめのオリーブグリーンを採用しているため
ジーンズなどとも相性が良さそうです。

今季の1着としていかがでしょうか。

こちらのジャケットのサイズ：42が入荷しました。
※他のサイズは入荷待ちです。

タフな革の表情で、全体的に雰囲気の良い1着です。


また、

THE REAL McCOY'S（リアルマッコイズ）[U.S. NAVY PEA COAT/1913]



1913 Type のピーコートの入荷待ちだったサイズも入荷してきております。

あわせて、チェックしてみてください。


Three Eight Jr