2025 Collection 入荷

A-1スタイルのウールジャケットはCCC(市民保全部隊)の冬季ユニフォームとして着用されたことで知られますが、その中でも珍しい仕様のモデルになります。裾リブがぐるりと主流の中で、こちらは前面にパネルが配されており、前立てにはパイピングが入っています。独特の浅いグリーンカラーもこのジャケット特有のもので、初期のバッファローチェックからグリーンのウールに変更された中でのマニュファクチュアが異なるものと考えられます！

Country of origin：Made in JAPAN
Material：Top Melton / 100% Wool
Button：Original Nut Button
Color：OD Green
Size：38/40/42 inch
Price：￥71,500/税込

2024 Collection 入荷

その希少性から、長らく用途が判明していなかった幻のマッキノーです。昨年製作した13スターのピーコートがU.S.NAVYのトップオブウールコートならば、U.S.ARMYのこのマッキノーは、カラーと合わせてその対抗馬と言えます。オリーブグリーンがメインカラーであるU.S.ARMYとしては後にも先にもこの濃紺が使用されることは稀であり、それが用途を混乱させる要因ともなっていますが、こちらは廃番となった後「Civil Conservation Corps(市民保全部隊)」において着用されたり、民間人への一時的な防寒着として支給された事もありました。前身頃の胸まで二重構造になったデザインは、雨風を凌ぐウィンターワークウェアとしての用途を満たして余りある仕様だったようです！

 古着市場での製品紹介では、興味深い説明がありました。 これは1938年製のUS Army/CCC Mackinawで、収集界ではしばしばTransport Coatと呼ばれています。 その名前からして、元々は輜重兵のために作られたものだと思われます。タグによるとこの作例はCCCの契約番号で生産されています！ 

※輜重兵(しちょうへい)とは、軍隊の糧食，被服，武器，弾薬などの輸送がおもな任務！

Country of origin：Made in JAPAN
Material：100% Merino Wool Double-Faced Melton
Button：Original Nut Button
Color：Dark Navy
Size：38/40/42 inch
Price：￥148,500/税込

2022 Collection 入荷

1930年代まで米陸軍で使用された雑役用のワーキングセットアップです。アメリカの陸軍では、第二次世界大戦時は、既にＢＤＵやワークウェアに防毒性が高く、保護色となりうるＯＤグリーンのヘリンボーンツイルを使用しているため、1940年代には既に正式に採用されていないといわれています。当時の資料を紐解くと、1930年代から施行されたニューディール政策の一貫であるＣＣＣ(市民保全部隊）が着用しています。パンツのデザイン自体は第一次世界大戦以降に作られたブラウンデニムとほぼ同じものであり、股上が深くゆったりとしたシルエットはあらゆる用途に向けたワークウエアであることを物語っています！

Country of origin：Made in Japan
Material：Original Light Ounce Vintage Denim
Color：Indigo [Not Washing]
Size：30/32/34 inch
Price：￥24,200/税込